08.11.30掲載

関東鉄道常総線 '06年12月10日

関東鉄道に青キハを追って

関東鉄道で往年の国鉄労組スローガン列車(アジ電車)が復活したと聞いた。はじめ何のことやらわからなかったが、どうやら70年代を舞台とした 映画を撮るらしく、当時の京浜東北線という役柄で関東鉄道のキハ350形4両が抜擢されたとの事だった。
 関東鉄道のHPを見ると「映画撮影用塗装車両:映画撮影用に京浜東北線をイメージした青色のボディーカラーに変更し、運行いたします」と、 丁寧に運行時刻まで載っている。さすがにスローガンやアジビラは落として運行されるらしいが、面白そうなので行ってみた。

その0:出発

朝6時に出発。つくばエクスプレスができたおかげで守谷まで2時間かからずに着いた。すばらしい。関東鉄道の切符売り場で一日乗車券を買い、 08:00丁度発の下館行きに乗る。ラッキーなことに直通で、しかも守谷始発だった。
 守屋から水海道まではあっというま。昔つくばから下妻経由で自宅まで帰ったことがあるが、水海道というと茨城の僻地みたいな印象があったので (失礼)、つくばエクスプレスは茨城西部を身近なものにしたのだと感慨深いものがあった。
 途中水海道の車両基地があったので車窓にちらりと見たのだが、どうも映画用塗装車両(以下青キハ)は車庫の奥のほうにいるようだった。 しかもスローガンがべたべた書きなぐられたままである。嫌な予感がする。

その1:騰波ノ江

キハ101 騰波ノ江(とばのえ)08:48着。なんとなく予感があったが、騰波ノ江で交換したのはキハ100形キハ101。運転士に切符を 見せてすばやくホームに降り、取手方の端へ急ぐ。EOS kissの起動・合焦に手間取り、アガリはイマイチ。

一息ついて次の上り列車までのんびりする。騰波ノ江は、見れば見るほど味わい深い駅舎だ。ホーム監視用なのかホームにせり出すように 増築した部分があるが、それ以外は往年の風情をよく残している。窓枠が木のガラス板に書かれた出札口の文字など、実に味わい深い形である。 幹線道路から離れているので静かで落ち着いた雰囲気なのもいい。

騰波ノ江 下妻行きホームから 騰波ノ江 改札 騰波ノ江 駅前から 騰波ノ江 全景 騰波ノ江 庇の深さ 騰波ノ江 出札口、無人の待合室 騰波ノ江 木のぬくもり 騰波ノ江 待合室から駅前を見る 騰波ノ江 再び全景 騰波ノ江 お忘れもの、伝言板 TOBANOE STATION

下りの快速列車を撮ってのんびりしていると早くも09:07発の水海道乗換え取手行きがやってきた。来たときと同じ車両で、座って朝の光を 浴びているうちにうとうと寝いってしまった。
 水海道でたたき起こされ、取手行きに乗り換える。車窓から見たところ青キハはまだ車庫の奥のほうにいるようで、嫌な予感が倍増。そ んなことを考えているとあっという間に列車は小絹へ。

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